2018年05月25日
【名古屋】徳川美術館見学
5月11日(金)のお昼前、名古屋駅から直結したマリオットアソシアホテルのレストランラウンジに、東京から大阪から、そして地元東海エリアから、新現役ネットのみなさんが集合します。汗ばむような好天気の下、名古屋が誇る「徳川美術館」見学ツアーの始まりです。
当初は、徳川美術館もある「徳川園」園内のレストランでフレンチランチの予定でしたが、マリオットアソシアホテル15階「パーゴラ」での地中海ビュッフェに変わりました。庭園レストランを期待された方には申し訳ありませんでしたが、このビュッフェなかなかのもの。たっぷり一時間のランチタイムを満喫していただきました。早くもビールを傾ける方も出てリラックスムード。
移動手段も、時間の計算がつく電車に代え、最寄り駅の大曾根まで約20分。
そこからちょっと歩いて徳川園の入り口で、現地集合の参加者と合流、総勢22名がそろいました。徳川美術館に入るまでの小一時間、広大で緑豊かな池泉回遊式庭園を散策します。案内役は、今回の企画を主宰して下さった向井さん、東京・戸山尾張藩江戸下屋敷跡で発掘され、徳川園に運ばれて再建された「龍門の瀧」や「虎の尾」と呼ばれるせせらぎが心地よく、皆さん庭園を「完歩」されました。
徳川美術館では、5月27日まで特別展「華ひらく皇室文化」が開催されています。今回は特別に講堂をお借りして、この企画展の責任者でもある四辻学芸部長から、お話を聞く事が出来ました。皇室と徳川家の特別な関係をベースとした「明治150年」「今上陛下御在位30年記念」の企画展である事、皇室の方々や明治期の徳川家当主が、想像以上に小柄であったことなど、興味深いお話を伺うことが出来ました。
回廊式になっている美術館には、お宝があふれています。館内を巡回しているボランティアガイドの説明に耳を傾けながら見学されている方もいました。特別展は、昭憲皇太后が召されたケープ・デコルテや明治天皇ご成婚25周年の饗宴の引出物「ボンボニエール」(砂糖菓子入れ)などの他、乃木希典将軍の遺書や、自刃直前に口にした明治帝から拝領したワインなど、興味深い展示の数々でした。
美術館入口で自由解散とし、名古屋駅まで行く10名程で巡回バス(メーグル)を待ちました。そのバス停にはつよい西陽が照りつけていて、15分ほど待っている間に、日焼けした方もおられました(笑)
当初の企画から変更になった部分もあり、不満の残られた参加者もいらっしゃったようですが、施設と展示の素晴しさが帳消しにしてくれたような一日でした。皆さん、二度三度と足を運びたくなったのではないでしょうか。(Tボー)
Posted by 新現役ネット・関西支部 at 16:07│Comments(0)
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